２月13日、紀尾井ホールで行われたオーケストラ・ニッポニカの公演に出演させていただきました。
伊福部昭自らが収集した見たことの無い打楽器が独特の響きを生み出していて、不思議な世界へと誘われました。
（打楽器の写真はニッポニカのフェイスブックより）
伊福部昭もバラキレフもその土地への愛を感じる、血が燃えるような熱くなるところがあったので、その地の土を踏みしめるように演奏しました。まさかこのコンサートからひと月足らずで戦争が行われるとは、この時は夢にも思っておりませんでした。
土地や人に心を寄せていると、踏みにじられる辛さに押しつぶされそうになりますよね。
音楽を通して絵画や歴史や地理や人に興味を持つようになったので、共演者や生徒さんたちと音楽を楽しむことは平和に繋がると信じています。
共に奏でることは対話する事。私は私に出来る事をしたいと思います。
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