【コンサート】2021年6月

温かいお客様と仕事のできるスタッフに囲まれ、第11回目のコルテ・デル・トラヴェルソ公演が終了いたしました。

今回は、フルートとヴィオラのために書かれたコンチェルタント(ドヴィエンヌ、ホフマイスター)の他に、2021年4月に発表された吉田隼人さんの短歌に5月下旬に中家春奈さんが作曲した『吉田隼人の短歌による組歌 défaite -敗残-』を世界初演いたしました。

実験的な試みでしたが、とても真剣に聞いていただき、アンケートでも好評で嬉しかったです。

私は強さを求められる音でムラ息を、ヴィオラの鈴木さんは強いピチカートのところを琵琶をイメージして演奏していたので、日本語感強めの演奏になったかもしれません。

近すぎては飲み込まれるし、醒めすぎても危うい、フルートとヴィオラの異なる視点、干渉しすぎないけれども綿密なアンサンブルなどをリハーサル中に話し合ってイメージを膨らませる過程がとても楽しかったです!
リヨンにお住いの中家さんにはたくさんの素晴らしいアドバイスをいただきました。

フラウト・トラヴェルソとバロック・ヴィオラのために新しいレパートリー誕生です!
ぜひまた演奏したいですし、たくさんの方に演奏していただきたいです。

素晴らしい曲なので、今後の展開が楽しみです。

この難しい時期にお越しいただき、また、感染予防の対策にご理解とご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


次回のコルテ・デル・トラヴェルソ、担当は相川郁子さんで、最愛王ルイ15世の公式寵妃ポンパドゥール夫人にスポットを当てたプログラムです。ポンパドゥール夫人、とても博識でセンスが良くてカッコいい女性というイメージ。私は大好きです!

どうぞお楽しみに♪

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